日本実験動物科学技術大会2001
実験動物50年史資料展示案内
動物とヒトが築いた日本の実験動物
昭和26(1951)年に設立された「実験動物研究会」は様々な変遷を経て、現在の「(社)日本実験動物学会」に発展し、同時に20を越す実験動物関係学協会の誕生に直接または間接的に関与し、相互に協力あるいは競い合って実験動物科学、技術および関連産業を発展させ、医学、生物学の進展に大きく貢献してきた。
今回の「日本実験動物科学技術大会2001」はわが国の実験動物関係学協会が協同して過去50年の歴史を回顧し、今後の一層の発展を展望する記念碑的な大会として、慶応義塾大学医学部の前島一淑教授を大会長として開催されるものである。
50年史コーナーは上記目的を達成するための一助として、開催期間中展示会場内に「動物とヒトが築いた日本の実験動物」をテーマとしたパネルを展示し、実験動物関連分野の流れを鳥瞰できるようにするとともに、「日本実験動物科学技術大会2001」のホームページ『2001HP』http://www.adthree.com/exanim/exanim.htm に「実験動物関連資料」コーナーを設け、将来にわたって加筆修正可能なデータベースを構築することを意図した。
展示内容
1.テーマパネル:50年にわたる実験動物の流れを5期に大系化して各期における実験動物の品質と制御系を概括化し、それらを築いた人々を分野別に掲げ、伝承者としての語り部を配した。
2.人と業績:第40回日本実験動物学会(仙台1993)における「わが国の実験動物科学を礎いた人々展」をもとに数人の方を追加し写真パネルで紹介している。展示場所はポスター展示場脇の休憩所壁面。
3.実験動物関連団体:今大会の共催、協賛団体を中心に設立経過をパネル展示し、別表を添付。各団体は学術団体、業界団体、地区研究会、施設連絡会、関連機関、関連企業にわけて2001HPにリストアップされ、提供された資料を閲覧できるとともに、各団体のホームページに直接アクセスできる。50年史コーナーではデモ機による2001HPをご覧になれます。
4.出版物:明治以来の実験動物関係図書(和書)をリストアップして2001 HPに掲載されております。展示場では実験動物の近代化運動(1960年代)初期までの書籍の一部を提示しております。
5.実験動物使用数の変遷:実験動物学会WGによる資料(Exp. Anim. 42: 657-663, 1993)に一部加筆してパネル展示。動物実験に関連する主な事項は加筆して別表に添付。
6.動物施設の歴史:実験動物施設を中心とした年表を添し、施設の写真と平面図などをパネル展示しています。
7.動物器材の変遷と業者の系譜:ケージ、棚、環境制御システムの変遷と関係業者の系譜を一覧できるパネルを展示し、学会誌の広告に見られる器材の動向を供覧しています。
8.遺伝子操作動物の軌跡:200年にわたる軌跡をパネル展示しています。
9.今後の取組:今回作成した展示資料は原則的に全てを2001HPに掲載します。今回取り上げられなかった事項については課題として残し、皆様からの加筆修正を強く願っております。2001HPの維持発展をはかるシステムの構築が不可欠であり、特に企業からの資料提供が重要と考えております。
【 50年史小委員会委員長:朱宮正剛 shumiya@tmig.or.jp 】
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Last update: 2001.05.21