
平成15年度 文部科学省科学研究費特定領域研究B「光メカトロニクス」公開シンポジウム
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【領域代表挨拶】「光メカトロニクス」公開シンポジウムへのお誘い 東北大学大学院工学研究科教授 羽根 一博 メカトロニクス技術は我が国の独自先進技術であり,国内主要産業の中核技術の一つでございます。光リソグラフィ装置,光ディスク,プリンタ,光通信用精密機器など日本の得意とする光技術とメカトロニクス技術を組み合わせた領域はこれまで先端技術の基盤を支えております。このような光応用の精密メカトロニクスの分野にブレークスルーをもたらす可能性のある技術が近接場光技術です。レンズを用いる光学系では波長限界のため,分解能は波長の数分の一に制限されます。近接場光技術では,その制限を受けずにナノメートル領域の分解能が得られます。本プロジェクトは,近接場光科学の工学への新しい展開をめざしたものです。超高密度のデータストレージやナノメートルのリソグラフィへなど将来の工業応用も期待できます。近接場技術はナノテクノロジーですので,本技術を工学的に発展させるためには,微細で精密なメカトロニクスを実現する必要があります。このため,半導体微細加工を応用したマイクロマシン技術を導入しています。今回の公開シンポジウムでは,原子分子の観察や操作に関する先端近接場技術から,将来のデータストレージのためのマイクロマシン技術まで幅広い成果を報告いたします。 加えて本分野の関連領域を広く理解いただくために「日経ナノテクノロジー」編集長の黒川氏に招待講演をお願いしております。また,注目されます近接場技術のデータストレージへの展開に関しまして,世界をリードしているスイスのチューリッヒIBM研究所から「ミリピード」プロジェクト研究者の Gotsmann 博士による講演を予定しております。 皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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