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山内貴範氏インタビュー(全5回)

連載第2回


羽後町の企画者が見た、他の地域



―「らき☆すた」の舞台になった埼玉県鷲宮町の事例など、美少女イラストを使った町おこしが注目されていますが、他の地域での取り組みをどう思いますか?


山内:
マスコミの記者に「らき☆すたの町おこしはライバルだと思いますが、どう思いますか」と聞かれたころがあるんだけど、ライバルどころか、僕は「らき☆すた」、大好きだよ(笑)!特にかがみと、パティが好きだね。個々のキャラがすごく活き活きしていて、テンポよく読めるから面白いよね。単行本も全部持っているし、アニメもみんな見た。鷲宮神社にも20回以上行っているし、鷲宮町商工会のストラップも全種類持っているよ!
どうでもいい話だけど、僕は「らき☆すた」を全巻、ミケーネで買った(笑) 一種の地域貢献ですね。大学生になってからも、「コンプティーク」はミケーネで買っていました。僕は「らき☆すた」の連載が始まった頃からの愛読者だし、単行本も全巻初版で持っていますよ。ミケーネは個人書店の小さな店だけど、僕が「らき☆すた」をいつも買うから、黙っていても最新巻が発売日に10冊以上入るようになった。これはすごいでしょ(笑)
「らき☆すた」の話が長くなっちゃうのでこのくらいにするけど、とにかく僕は聖地巡礼が好きで、みなべ町(びんちょうタン)、西宮(涼宮ハルヒの憂鬱)、木崎湖(おねがい☆ティーチャー)、城端(true tears)・・・ 有名なところはほとんど行っていますよ。こないだだって、「けいおん!」の聖地を回ってきたばかりだし(笑) 豊郷小学校とか南禅寺の水路閣は建築好きだからそれ以前にも何度も見ているけど、改めて聖地巡礼として行くと、感慨深いものがあるよね(笑)

鷲宮神社
―めちゃくちゃ楽しんでいるじゃないですか(笑)


山内:
僕は1人のファンとして楽しんでいるから、他の地域をライバルと意識したことは一度もないですね。それに、僕の企画とはコンセプトが違うから、一緒にするのはちょっと変だと思うんだよね。異なるものを一緒にしてしまうマスコミに問題があると思うんだけどね・・・


―聖地巡礼をしてもっとも印象に残ったのはどこですか?


山内:
和歌山県みなべ町ですね。この町の特産品である備長炭は、「びんちょうタン」をマスコットに起用する前から、ブランディングに成功していたわけです。紀州備長炭って、全国ブランドじゃないですか。資源を活かせていたわけですよ。そこが羽後町とはまるで違うし、ここまで資源を活用できている地域はなかなかありません。
確立されていたブランドが「びんちょうタン」と結びついて、より強いものになったわけですよ。みなべ町にあるみなべ川森林組合参事の松本貢さんは、1年もの長い時間をかけて、じっくりとびんちょうタンのマスコット化について議論を重ねて、その結果、採用することになったんです。だからこそ、グッズへの使われ方も丁寧だし、関係者の方々の愛着を感じます。
僕はみなべ町が好きでよく行くんですが、「びんちょうタン」が町の風景に自然に馴染んでいるなあと感じます。


―最近ではここまでこだわっている地域は珍しいですよね。


山内:
安易に美少女イラストを使って商品をつくる地域が増えてきたよね。それらについては、ちょっとどうなのかなあと思うようになりました。地域とキャラが全然結びついていないし、イラストレーターも、とりあえず話題になっている人、とりあえず描けそうな人に依頼しただけなんじゃないかと思えるものがすごく多い。かがり美少女イラストコンテストに一緒に取り組んだ北都銀行西馬音内支店の佐々木章支店長がいつも、「クオリティにこだわれ」「細部まで手を抜くな」と言っていたけど、ちゃんとこういうことを踏まえて実践している例は少ないんじゃないかな。
どんな企画でも、マスコミが大々的に取り上げる最初のうちは話題にはなるけど、ずっと続くかというと、その可能性は低いと思いますよ。こういう企画って継続していかなきゃいけないし、途中で投げ出されてしまっては、キャラがかわいそうに思えてきます。
そういう意味では、みなべ川森林組合はすごいと思いますね。松本さんは、びんちょうタンにずっとマスコットとして活躍してもらいたいと言っています。アニメが終わってからも新商品がどんどん出ているし、キャラが愛されているなあと思いました。こうでなきゃね。


―山内さんも「びんちょうタン」が好きだからこそ、こうして愛されているのを見ると嬉しいんですよね。


山内:
そうだよ。余談だけど、単行本の2巻は泣けるよ。あれは読んでおいた方がいいと思いますね。


―山内さんは聖地巡礼を今後どのように続けていくつもりでしょうか。


山内:
時間がなくて、幸手市商工会が手がけた「美水かがみギャラリーin幸手」に実はまだ行けていません。これは近いうちに行かなきゃね。


3回目はこちらから

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