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山内貴範氏インタビュー(全5回)

連載第5回

かがり美少女大成功、そして今後の課題

掲載が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。いよいよ5回目、最終回です!

―第3回の「かがり美少女イラストコンテスト」が7月11日に開催されましたが、人出がすごかったそうですね。

山内::すごかったですね。今回は僕があまり関与する時間がなくて、2回目までのように、イラストレーターのゲストを呼ぶことができなかったんですよ。司会者として宇奈月満さんが来てくれたんですが、宇奈月さんが僕にインタビューする感じでした。今までと内容が大きく違っているだけに、正直言って不安があったんですが、開催してみると不安が吹き飛びましたね。確実に、イラストコンテストそのものへのリピーターが増えてくれている。作品の応募数も過去最高になりましたし、3回連続で応募してくれた人までいました。文化として着実に根付いてきたんだなあ・・・と実感しましたよ。 1回目の「かがり美少女イラストコンテスト」は、実質的に僕と佐々木支店長の2人で仕切っていたわけです。今は支店長もいなくなってしまったし、僕も大学生ではないわけです。秋田からも離れているし。そんななかでもイベントができたのは、秋田市の「秋田おたくオフ会」のみなさんの協力のおかげだと思っています。

―おたくオフ会のみなさんの協力は本当に大きかったようですね。

山内::代表のsinpさんが、当日に旧長谷山邸を活用して「第7回おたくオフ会」を開催してくれたんですよ。これになんと、120人くらい人が集まったんです。sinpさんとオフ会の皆さんの段取りの良さは、完璧でした。会場への交通の便が悪いことを考慮して、大型バスを借りて、秋田市から運行したりとか。さらに、バスを有効活用して、町内のバスツアーまで計画したりとか。

―観光協会なみというか、もうプロの仕事ですね。

山内:本当にそうですよ。それに、おたくオフ会の皆さんは、羽後町をしっかりガイドできるわけ。町民だって知らないスポットを知っていて、文化財の価値とかを、しっかり説明できる人までいる。町外の人の方が、羽後町を愛してくれているんだなあと感じましたね。「埋もれている資源」がしっかり発掘されて、活用されている様子を見ることができました。

―山内さんとおたくオフ会のみなさんに共通していることは、単にモノを売ればいいというのではなく、しっかり関係者が楽しんでいるという点にあると思います。

山内:宮城県の七ヶ浜で行われた「かんなぎ」の町おこしが微妙だったと、ネットでいろいろ言われています。これが成功しなかった理由は、関係者が楽しんでいなかったことに尽きると思うんだよね。聖地巡礼ブームに乗ってしまって、「アニメファン相手の商売は儲かる」という風潮に乗せられてしまった人が多かったんだと思います。「かんなぎ」はすごくいいアニメだし、基本が良いだけに、もったいないよ。七ヶ浜だって風光明媚で素晴らしい環境なのにさ。「埋もれている資源の発掘」がしっかりできていなかったんだろうな。僕はいつも言っていることだけど、関係者が楽しんでやっていない「町おこし」に人なんて来るわけないよ。大河ドラマの町おこしがそうであるように、大企業が地域に働きかけて、こういうコンテンツがあるから利用すれば儲かるぞ、みたいなビジネスがこれからますます増えてくると思うんだ。アニメとかゲームのメーカーでも、すでに準備をしているところが多いと思うよ。でもね、やっぱり地域のイベントは、地域の人間が主導してやっていかなきゃダメだよ。大企業が町に引っ越して来てくれるわけじゃないわけでしょ。流行が終わったら、企業は撤退するわけです。企業主導では、撤退した後に何も残らない。地元民がアイディアを出してこそ、次につながる町おこしになるわけでね。その原動力は、やっぱり「関係者が楽しいと思うことをやること」に尽きるんじゃないかな。

―さて、山内さんはこれからどんな企画をつくっていくのか、楽しみなんですが。

山内:イラストコンテストが終わって、ゆっくりしたいところなんですが、すでに次の企画が動き出しています。sinpさんたちおたくオフ会の皆さんと、父のスタジオいなごが共同で動いている感じで、近々大きな企画が発表できると思いますよ。これは、言ってしまえば、今までやってきたことの集大成になるんじゃないかと思います。

―楽しみですね。

山内:僕はアイディアで協力するくらいしかできないけれども、みんなの気合いが凄まじいんですよ。他が絶対にできないことをやろう!と意気込んでいるから(笑) 期待を裏切らない、良いイベントになりますよ。

―山内さんは次なる美少女イラストの企画はどんなことを考えているんでしょうか。

山内:取り組んでいきたいことは、「地域間の連携」です。全国各地で美少女を使った町おこしが増えてきたでしょう。それなのに、ばらばらにやっているだけで、地域間の結びつきというものはほとんどないと思うんです。せっかく美少女という共通テーマがあるわけだから、2つの地域を結びつける取り組みをやってみると面白いと思います。

―山内さんのアイディアの奥深さがわかりますね。楽しみですね。それでは、5回にわたってのインタビュー、本当にお疲れ様でした。

山内:ありがとうございました。





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