(ISBN4-900659-37-1 C0033)
ISBN4-900659-48-7 C0033

科学技術者のみた
日本・経済の夢
著者

北澤 宏一
(科学技術振興機構 理事)

造本・体裁 AB判(天地208×左右182)
本文127ページ
発行 2002年12月10日(初版)
2005年3月1日(改訂版)
2006年5月31日(改訂版第2刷)
2008年4月(第4版 2刷)
定価  1,575円(本体価格1,500円)
できる人には夢がある!! 独自の視点で切り開く日本経済の明るい未来
  混迷の度がますます深まり、好転の兆しの見えない日本経済は再生可能なのだろうか? 巷では、「失業率の上昇」、「デフレの進行」、「どん底景気」、「不良債権処理問題」など、新聞やテレビでは毎日、多数の不況を示すようなコトバが飛び交っている。小泉内閣の提唱する「構造改革」も一向に進む気配が見えない。では、日本経済の何が問題で、どうやれば立ち直ることができるのだろうか。
  本書で著者は、不況を示すと言われるデータを独自の視点で分析。日本経済が抱えてきた問題を整理し、その結果、不況は「根拠のない憶測」だと痛快に斬る。そして、この閉塞状況を打破し、日本経済の将来を切り開く方策として「第4次産業」をおこし、「第4の価値」の創造を提案する。そのキーワードは「夢」そして「日本人のアイデンティティ」。
    さらに著者は、「タカラ」は我々の心に眠っていたのである。いまこそ、「日本人のアイデンティティ」をしっかり認識し、人間のための経済をつくる絶好のチャンスである。我々は、この閉塞を打破するために21世紀型日本人へ変身するときなのである、と主張を展開する。
  本書は、これまでにない新しい視点から日本経済の経済再生の条件を究明し、新しい社会・政治・経済のあるべき関係を提案する、斬新(革新的)な日本経済論。夢や意欲を失った、学生・ビジネスマンに希望の光を照らす一冊である。
  日本が「夢を追う国」へ脱皮することこそが、現在の経済不況に根本的な終止符を打つことができる方向であることを、本書はデータをもとに主張します。そして、そのときに科学技術が「夢」の実現にどのような役割が果たせるかを考えます。


 
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