【教科書採用をご検討の先生方へ】
採用をご検討いただけます際には、試読を御受付いたします。
ペットの行動とヒトとペットの関係を学問的にアプローチし、だれにもわかりやすくまとめました。 ペットとヒトとの上手な仲立ちをしたい方々にぜひ読んでいただきたい本です。
採用をご検討いただけます際には、試読を御受付いたします。
ペットの行動とヒトとペットの関係を学問的にアプローチし、だれにもわかりやすくまとめました。 ペットとヒトとの上手な仲立ちをしたい方々にぜひ読んでいただきたい本です。
2004年11月 2版
目 次
序章
A.こんなときどうする?
B.ペットと楽しくすごすために
C.ペットの行動学とは
D.ヒトとペットの関係学とは
第1章 / 動物を観察しよう
A.イヌとネコの行動 1.イヌとヒトの歴史 2.ネコとヒトの歴史 3.家畜化とネオテニー 4.動物の遊び 5.テリトリー(なわばり) 6.イヌのマーキング 7.イヌのボディ・ランゲージ 8.ネコのボディ・ランゲージ
B.ハムスター、シマリス、モルモットおよびウサギの行動 1.ハムスター 2.シマリス 3.モルモット 4.カイウサギ
C.小鳥の行動 1.小鳥を見てみよう 2.てのり 3.歌う・しゃべる 4.群れる D.古典的エソロジーの考え方 1.鍵刺激 2.固定的行動パターン 3.すりこみ
第2章 / 動物の仕組みを知ろう
A.動物の動きの仕組み 1.移動の仕組み 2.声を出す仕組み
B.動物の目・耳・鼻 1.動物の環境世界 2.動物の感覚能力はどのように測定するのか
C.動物の生殖と子育て 1.性行動とホルモン 2.母と子のきずな 3.ハムスター、ラットの生殖行動と子育て 4.鳥の生殖行動と子育て 5.行動を制御するホルモン
D.夜行性行動と昼行性行動 1.既日リズム 2.概年リズム 3.ペットと私たちのリズム
E.動物のコミュニケーション 1.音声 2.ニオイ
第3章 / 動物行動学の発展
A.4つの質問 1.ティンバーゲンの「4つの質問」 2.「4つの質問」の発展
B.神経行動学 1.定位:自分の位置を知る、獲物の位置を知る 2.記憶:社会的な記憶・場所的な記憶
C.行動生態学 1.つがい外交尾 2.子殺し・兄弟殺し 3.メスによる選択
D.応用行動学(家畜行動学・伴侶動物行動学) 1.家畜化の歴史 2.家畜化による変化 3.家畜行動学と動物福祉
第4章 / 動物との関わり方
A.動物のしつけ 1.動物芸の例 2.古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ) 3.オペラント条件づけ 4.イヌのしつけ・ネコのトイレ・トレーニング
B.ペットとヒトの歴史 1.ヒューマン-アニマル・ボンド(ヒトと動物の絆) 2.神話から科学へ 3.ヒトの健康に果たすペットの役割
C.ペットをめぐる考現学 1.ペット動物の資質 2.ペットの商品化とコンパニオン・アニマル 3.イヌのはやりすたりと安易な動物飼育への警告 4.高齢動物のターミナル・ケアと安楽死 5.ペットロス
D.ペットの問題行動 1.問題行動とは何か 2.問題行動への対処法 3.問題行動のいろいろ 4.高齢動物と行動の変化 5.小鳥の問題行動
おわりに
A.困っている飼い主へのアドバイス 1.ロギーの例:イヌの過剰な吠え声 2.ルリの例:セキセイインコの卵の産み過ぎ 3.チビの例:ネコの遊びによる攻撃行動
B.動物のすばらしさを知り、謙虚に生きるために
あとがき
著者紹介
索引