Biophilia 20 【特集】 インフルエンザとは何か

著者: Biophilia編集委員会


発行日: 2009年12月10日
判型: A4判
コード: ASIN: B002YP54IM
定価: (本体 1,500円+税)
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世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザをすでに「フェーズ6」(世界的な大流行=パンデミックに突入した段階)としており、国内でも2009年8月現在、感染者数が6万人を超え、重症患者や死亡者も増えている。季節性インフルエンザは、北半球では毎年冬季に流行するが、新型インフルエンザ・パンデミックは、30~40年に一度くらいの頻度で起こる可能性があり、季節は冬とは限らない。20世紀には3回(スペイン風邪、アジア風邪、香港風邪)のパンデミックが起こり、多くの死亡者が出た。今回のパンデミックでも、多くの患者や死亡者が出るだけでなく、生産年齢への感染の拡大による莫大な経済的損失など、社会への大きな影響が考えられる。本特集では、新型インフルエンザを中心に、インフルエンザとは何か、新型と季節性との比較、またワクチンや抗ウイルス薬の開発など、インフルエンザにまつわる科学を概観する。

【内容】・猛威を振るう新型インフルエンザA(H1N1)              /宮嶌 宏彰・インフルエンザの歴史と現実/松本 慶蔵・新型インフルエンザの疫学           /玉記 雷太、神垣 太郎、押谷 仁・インフルエンザワクチン開発の現状と課題/ 奥野 良信・インフルエンザRNAポリメラーゼによる 抗ウイルス薬の開発研究/朴 三用・新型インフルエンザの流行の波/谷口 清州

【巻頭言】 生命科学の進展に寄せて ライフサイエンスの分野における 農林水産省の取り組み/引地 和明

【総説】遺伝子組み換えカイコを使った養蚕の未来/木内 信ヒトはなぜゾウに似ているか
-体構造デザインの分析-/馬場 悠男クジラが示唆する2つの適応ポリシー/加藤 秀弘ペットフード安全法の施行について/田中 誠也化学物質とミジンコの不思議/鑪迫 典久
ES指針の改正について/永井 雅規
「うま味」物質でメタボリックシンドローム、肥満症を抑える-脳内での栄養素の情報処理のしくみから探る「うま味」物質の効果と秘めた可能性-        /釣木澤 朋和、鳥居 邦夫

【連載】光る生物の応用研究最前線 第2回―光イメージングでストレスを診る/尾崎 倫孝やさしい生命倫理学講座 第1回―生命倫理学とは何か/児玉 聡、赤林 朗日本の科学技術の進展に向けて―iPS細胞研究に関する政策の動向とライフサイエンスの振興          /菱山 豊女性研究者を支援する取り組み 第3回 ―男女共同参画学協会連絡会の役割          /相馬 芳枝、大坪 久子、荒川 薫海外科学雑誌情報 Silva Scientiae ⅩⅠⅠⅠ対麻痺ラットにおける歩行能の回復                 /久原 孝俊

【インフォメーション】Silva Scientiae(海外科学雑誌情報)研究室訪問
ほか

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