災害とは何か? とくに、地震による同時多発火災
文化財とは何か? とくに、木造建築物
この二つを結び、初めて「文化財防災」というテーマを考えた著者。その出発点となった阪神淡路大震災の十五周年に当たり、その方法と将来のあり方を、小冊子と講演形式のCDにまとめた。京都に地震が近い、という切迫感からその保存を課題として訴える著者に耳を傾けよう。
地震が来る
京都は文化財のまわりに町屋が密集している
同時多発火災が起こる
京都は燃える
防災と文化財が
結びついて
文化財防災学が生まれた
新しい学問である
そしてこれは確定したものではなく
未来に向かう文化運動である
e-ラーニング形式の講演映像を収めたデータCD(Windows2000/XP/Vista 対応)および小冊子(新書サイズ、50ページ)