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Biophilia 23 (第6巻 第3号 発行日: 2010年9月 1日)

特集: 生物多様性の最前線

特集概要:

推定で、300~5,000万種にもおよぶ生物が暮らす地球。
およそ40億年――
命は、さまざまに姿を変え、この瞬間も進化と絶滅が繰り返されている。
初期の人類、アウストラロピテクスの登場から約540万年。
長い長い命の変遷からみれば、人類の歴史はごくわずかしかない。
しかし、地球の環境は、人類の活動によって、新たなステージを迎えようとしているかにみえる。
この10月に愛知県で開催される生物多様性条約第10回締約国会議、通称「COP10」に先立ち、生物多様性の現状について、最前線にいる研究者からの報告をお伝えしたい。

Biophilia 20 (第5巻 第4号 発行日: 2009年12月 1日)

特集: インフルエンザとは何か

特集概要:

テレビや新聞で、新型インフルエンザのニュースを聞かない日はないだろう。現在も世界中で大流行しており、わが国でも学校や職場で休校や休業が相次ぎ、既に何人もの死者が出ている状態にある。インフルエンザは病名だけは誰でも知っているほどポピュラーな病気だが、感染が起こるメカニズムや、ワクチンがウイルスに効く仕組みなど、一般的に知られていない内容が意外に多い。今回はインフルエンザの実態について、様々な観点から考えることができる特集を企画した。本特集が、読者の方々がインフルエンザの予防法について考え、また、ヒトとインフルエンザの戦いの歴史や現在の研究について幅広く知るきっかけになれば幸いである。

Biophilia 18 (第5巻 第2号 発行日: 2009年6月 1日)

特集: 医療の進歩を支えるブタ

特集概要:

新型インフルエンザの発症で、ブタがにわかに“悪者”であるかのような風評が一部でたっている。確かにブタやトリを介してヒトへ感染する新種ウイルスの出現で、国際的協力下の対策が急務であるが、現在は、通常のインフルエンザと同様、ヒト-ヒト間での感染拡大が問題である。冷静な対応のためにも正しい知識の啓蒙が急務である。

本特集は、これまでも実験動物として注目されてきたブタが、近年、臓器不足への切り札としての異種移植、さらに幹細胞を用いた再生医療実現化のためのバイオリアクターとして世界的に注目度が上がってきたという背景から企画した。最近の医学教育、異種再生医療研究、医療機器開発でのブタ使用、さらに、ブタ(実験用ブタ)を供給する体制についての我が国の最新情報を取り上げた。

Biophilia 6 (第2巻 第2号 発行日: 2006年6月 1日)

特集: 視覚メカニズムから探る脳の世界

特集概要:

「人の目を見て喋れ」ということは、口をすっぱくして指導される社会人としての基本的なマナーだ。というのは「目は口ほどにものをいう」からである。

このことは、視覚の助けを借りることにより、伝達される情報量が格段に増えることを意味する。拡大率を極端に上げると、光のタイルによって構成された漠としたモザイクの集合も、ノーマルな倍率に戻すと、美しい風景や魅力的な美女の映像としてパソコンのスクリーンに浮かび上がる。ことほどさように「見るという行為」、「見るという機能」は不思議のかたまりだ。

本特集では、「見る」という行為、目の疾患について、視覚メカニズム、それを司る脳のしくみから迫る。また、網膜の再生、人工網膜の実現へ向けた研究も紹介する。
不思議にあふれた視覚の迷宮に一歩踏み込んでみよう!

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