タグ「食」が付けられているもの

Biophilia 28 (第7巻 第4号 発行日: 2011年12月10日)

特集: 食の安全と健康を考える

特集概要:

原発事故による放射能汚染問題が盛んに取りざたされている最中に、ユッケを食べた人たち4人が、食中毒で亡くなった。原発事故によって飛散したセシウムは、北海道や西日本各地の土壌からも見つかり、ふぐ料理、法事料理などによる食中毒事件も後を絶たない。食品の放射能汚染と食中毒。両者に共通するのは危機管理意識の低さが招いた結果ということだろう。安心して食事をするために、私たちはどうしたらよいのだろう?
今回の特集では、放射能汚染の実態から食中毒の防止方法まで、8名の専門家が「食の安全」について指南する。

Biophilia 25 (第7巻 第1号 発行日: 2011年3月 1日)

特集: ニッポンの養殖

特集概要:

この2月、東京大学大気海洋研究所と独立行政法人水産総合研究センターの研究チームによって、天然ウナギの卵が発見された。ウナギの稚魚の不漁が続くなか、この発見は、昨年の完全養殖ウナギ誕生と並ぶ朗報だろう。人口爆発問題を抱えている人類にとって、養殖技術の向上はタンパク源を確保するうえで必須の課題だ。そして、わが国の養殖技術は世界最先端を独走する。今回は、養殖研究第一線からの新鮮情報をお届けしたい。

Biophilia 24 (第6巻 第4号 発行日: 2010年12月 1日)

特集: 「におい」最新事情

特集概要:

バラ好きで知られたクレオパトラは、自分が乗る船をバラのかおりで満たし、その香りは遠く陸地にいても漂ってきたという。古代ローマでは、調味料の魚醤の生臭さをやわらげるために香辛料を使い、中世ヨーロッパでは、体臭を消すために香水がさかんに使われた。そして、日本でも古くから香りを愉しむ文化がある。しかし、約40万種類の化合物がにおいを持つといわれていながら、その正体や、ヒトの嗅覚のメカニズムなどについては解明されていない点が多い。今号では、"におい"に関連する基礎知識と工学分野で進められている最新研究をご紹介しよう。

Biophilia 22 (第6巻 第2号 発行日: 2010年6月 1日)

特集: クジラをとりまくサイエンス

特集概要:

最近、クジラがニュースで毎日のように取り上げられている。いわゆる捕鯨問題に関するものが多いが、日本はクジラと、それにまつわる哺乳類の研究で世界をリードしている。クジラの生態はまだまだ知られていない面が多いが、近年、どのような生涯を送り、海のなかでどのような活動を営んでいるのか、少しずつ解明されつつある。こうした研究のホットな話題を取り上げ、クジラ研究の現状や課題を考える機会にしたいと思う。今回は新進気鋭の研究者に登場いただき、さまざまな面から、クジラ研究の面白さを語っていただいた。

Biophilia 12 (第3巻 第4号 発行日: 2007年12月10日)

特集: 「がん」制圧の最前線 ─病状、原因、治療。そして未来─

特集概要:

近年の我が国での死因のトップは「がん」。がん死の1位は肺がんで、次いで胃がん、肝臓がん、膵臓がん、乳がんと続く。本特集では「がん」について、その症状、原因、治療についての総論、そして、肺がん、胃がん、乳がんについての最新の診断、治療法について、さらに、末期のがんで訪れるさまざまな痛みをやわらげることを目指した緩和ケアについて、最前線でご活躍の方々に解説していただいた。

(本特集企画の制作にあたり、総論を執筆いただいた西條長宏先生にご協力いただきました。感謝申し上げます。)

Biophilia 4 (第1巻 第4号 発行日: 2005年12月 1日)

特集: 「食べる」のサイエンス

特集概要:

「食」は生き物にとって欠かせないものである。本特集は、生きるための義務ともいえる「食」という行為をいかに楽しめるかを科学的に迫ってみるという試みである。まず、味覚、嗅覚、視覚の観点から「おいしさ」を探り、そして、おいしく味わったあとにくる悩みの種「ダイエット」について、その問題点、流行のダイエットの有効性を検証した。また、地上での「おいしさ」だけではなく、宇宙での食事についての最新事情、さらに、現代人には欠かせないものとなってきつつあるサプリメントについて、ドリンク剤で疲労の回復ははかれるのかについても取り上げた。普段何気なくとっている「食」について、味わいが深まれば幸いである。

(特集編集担当:前島 一淑)

Biophilia 2 (第1巻 第2号 発行日: 2005年6月 1日)

特集: 宇宙生物医学 -未来への招待-

特集概要:

20世紀に開かれた宇宙への扉。われわれはこの21世紀にどこまで進出できるだろうか。本特集では、宇宙環境が及ぼすヒトへの影響や日本が開発した実験装置など、夢の宇宙生活実現へ向けたステップとして行われている生命科学研究を紹介する。扉の向こうには果たして何が待ち受けているのだろうか? 3・2・1・Lift Off!

(特集編集担当:吉崎 理華)

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