●テーマ概要
「光」と「ナノテクノロジー」は日本が世界を牽引し続けてきた先端技術です。その2つの科学技術の接点である科学技術「ナノ光学」の基礎から応用までを紹介し、この分野の研究にどれだけ多くの夢と希望があるのかをお話ししたいと思います。
●開催趣旨
戦後日本の科学技術の発展は時計やカメラに代表される精密機器にはじ始まり、現在の日本の科学技術の繁栄は光通信や光ディスク、半導体製造などの「光」技術に支えられています。「光」と「ナノテクノロジー」は、日本が世界を牽引しつづけてきた日本の得意とする先端技術です。そして、この二つの科学技術の接点「ナノ光学」に今、新しい物理や化学、生物学、数学、そして電気工学、機械工学など様々な学問分野が融合して新しい科学と技術の芽が生まれつつあります。私たち日本の大学の研究者は、文部科学省の科学研究費特定領域研究(A)「ニアナノフィールド・ナノ光学」プロジェクトをはじめ、多くの研究プロジェクトを推進して参りました。本シンポジウムでは、光の波動性の限界を超えてナノメーターの居所空間を、虚数の運動量を持つフォトンで操る新しい科学技術「ナノ光学」の基礎から応用まで、私たちの研究成果を広く一般の皆さんにご紹介したいと思います。また、光で切り拓くナノテクノロジーとナノサイエンスの世界にはこれからどんなにたくさんの困難が待ち受けており、どんなに多くの夢と希望があるのかについても、皆さんと共に語り合いたいと思っております。専門家からはじ初めての方々まで、この新しい科学技術の公開シンポジウムへの参加を歓迎します。
第17回「大学と科学」公開シンポジウム