最新のサッカー競技規則2003/2004に準拠した改訂版。
本書はプレーヤー、サポーター、審判の、ルールの理解のレベルを近づけることを目指しました。目には見えない判定の意図がその場でわかり、審判の判定への不満、疑問が解消され、サッカーに対するより深い理解と感動が得られるような工夫をしました。
推薦 (財)日本サッカー協会審判委員会
2004年3月15日改定版
著者
永嶋 正俊
(財)日本サッカー協会参与
FIFA国際審判特別賞受賞
本書の特色
オフサイドの図解例(31点)に加えファール、フリーキックなど、試合中に起こりやすく、勘違いしやすい箇所を中心に多数のイラスト(全145点)でわかりやすく解説。ルール全17条を網羅。
目 次
はじめに
第1章 見えないライン上での攻防
オフサイド(競技規則第11条)
1.オフサイドポジションについて
2.オフサイドの違反と判定時機
3.オフサイドの違反ではない
4.オフサイドの違反と罰則
▽オフサイドの違反のまとめ
▽オフサイドQ&A
第2章 思わず?わざと?
反則と不正行為(競技規則第12条)
1.直接フリーキックとなる違反
2.間接フリーキックとなる違反
3.警告となる違反
4.退場となる違反
▽反則と不正行為Q&A
第3章 最大のチャンス、最大のピンチ
1.フリーキック(競技規則第13条)
2.ペナルティーキック(競技規則第14条)
▽ペナルティーキック
▽試合中のペナルティーキックと
試合時間を延長して行うペナルティーキックの完了
▽ペナルティーキックの違反と罰則
▽試合の勝者を決定する方法 ゴールデンゴール
ペナルティーマークからのキック(PK方式)
第4章 こうしてドラマは生まれる
1.試合時間(競技規則第7条)
2.ボールのインプレーおよびアウトオブプレー(競技規則第9条)
3.得点の方法(競技規則第10条)
第5章 はじめの一歩そして再出発
1.プレーの開始および再開(競技規則第8条)
▽キックオフ
▽ドロップボール
2.スローイン(競技規則第15条)
3.ゴールキック(競技規則第16条)
4.コーナーキック(競技規則第17条)
第6章 ドラマの舞台と役者たち
1.競技のフィールド(競技規則第1条)
2.ボール(競技規則第2条)
3.競技者の数(競技規則第3条)〔含テクニカルエリア〕
4.競技者の用具(競技規則第4条)
第7章 ドラマの演出家たち
1.主審(競技規則第5条)
▽主審のシグナル
2.副審(競技規則第6条)
▽副審のシグナル
3.第4の審判員
4.対角線式審判法
○サッカーの審判をめざす人に