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動物実験における人道的エンドポイント

動物実験における人道的エンドポイント

商品コード: ad60012

著者: The Institute for Labotrtory Animal Research (ILAR)
翻訳: 中井 伸子

発行日: 2006年6月16日
判型: A4判
頁数: 88ページ
書籍コード: ISBN 4-900659-66-5 C0047
定価:5,500円 (本体価格:5,000円)

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今日までの生命科学における進歩と発展の多くの部分は、動物実験等により得られた成果によるところが大きく、今後も生命科学の探求、人や動物の健康維持、環境保全などの課題解決には動物実験等が必要不可欠な手段である。
一方、動物実験では命ある動物を用いることを踏まえ、実験動物の福祉に配慮するとともに、科学的に適正な動物実験等を実施し、社会の理解と強力を得る必要がある。  (訳者まえがき より)

原著: Humane endpoints for animals Used in Biomedical Research and Testing (ILAR Journal V41(2), 2000)

目 次

訳者─まえがき

[緒言] 実験動物における緩和しない苦痛を 軽減するための人道的なエンドポイントの設定
William S. Stokes D.V.M (米国立環境衛生学研究所 Animal & Alternative Resource のアソシエイト・ディレクター、代替毒性試験方法を評価するために設置されたNTP Interagency Centerの責任者)

実験動物における苦痛の認識
E. Carstens Ph.D. (カリフォルニア大学神経行動生理学分野教授)
Gary P. Moberg Ph.D. (故人) ( 同大学の動物科学部教授)

動物実験におけるエンドポイントとしての瀕死状態の定義づけ
Linda A. Toth D.v.M., PhD. (南イリノイ州立大学医学部付属動物実験施設所長、同大学医学部薬理学教室教授)

人道的エンドポイントの設定に向けた系統的アプローチ
David B. Morton Ph.D., B.V.Sc., F.I.Biol. (英国バーミンガム大学医学部、プライマリケア・公衆労働衛生学教室付属生物医学倫理センター所長)

がん研究における人道的エンドポイント
James Wal1ace F.I.A.T., C.Biol., M.I.Biol (Institute of Animal Technology 会員、公認生物学者、McElwain Laboratories Institute of Cancer Research (英国サリー) 生物研究所員)

遺伝子組換え動物における人道的エンドポイント
Melvin B. Dennis, Jr. D.V.M. (ワシントン大学医学部比較医学科の学科長、教授)

感染実験モデル動物における人道的エンドポイント
Emest D. Olfert D.V.M., M.S.c., (カナダ Saskatchewan 大学動物資源センター所長)
DaleL. Godson D.V.M., Ph.D. ( 同大学獣医感染症機構研究員)

人道的エンドポイントの使用によるワクチン力価試験の改善
Coenraad F.M. Hendriksen D.V.M., Ph.D. (オランダ国立公衆衛生環境研究所の動物福祉事務局長、 同研究所の研究主幹)
Bjorm Steem (同研究所の動物管理主幹)

急性毒性試験における人道的エンドポイント
Neil Sass Ph.D. (トキシコロジスト、アルバマ州公衆衛生局テロ対策コーディネーター)

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