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Biophilia 15 【特集】 「まねる」「化ける」のサイエンス

Biophilia 15 【特集】 「まねる」「化ける」のサイエンス

商品コード: adm0015

編集: Biophilia編集委員会

発行日: 2008年9月10日
判型: A4判
頁数: 88ページ
書籍コード: 雑誌17627-0984
定価:1,944円 (本体価格:1,800円)

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「他の人がやっているのをみると、つい自分もやってみたくなる」。

子どもの頃も、そういえば大人になっても時々湧き起こる「まねしてみたい」欲求、これは文化伝承の根幹となる人間の性らしい。一方、ロボットにコツをつかませる技術のカギもまた、「まねる」であるという。ロボットにやさしく"お姫様だっこ"してもらえる日が、すぐに来るかもしれない。

昆虫や植物の「まねる」は、秋の主役である「コオロギ」や「稲」などの穀物にまつわる話題となっている。まるで死んだようになったり、人間が大事にする穀物そっくりに化けて生き残る、ということのしくみにはどんな秘密があるのだろうか? そして、ミクロの世界をのぞいてみれば、がん細胞の「まね」を新たな治療戦略につなげる取り組みもあるという。

今回の特集は、「まねる」「化ける」をテーマとして、幅広い分野のトピックスを集めた。身近な「まね」を肴に、秋の夜長を暫しお楽しみ頂きたい。

【巻頭言】生命科学の進展に寄せて自由な発想と独立心が新たな地平を拓く
御子柴克彦(独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター)

【特集】「まねる」のサイエンス人間は模倣行動で何を得ているのか?
―赤ちゃんの模倣と文化学習―
大藪泰(早稲田大学文学学術院)
「身まね」介護ロボット
―人と接するロボット"RI-MAN"による抱き上げ動作の実現―
大西正輝(独立行政法人産業技術総合研究所)
昆虫が「死んだふり」をするわけ
―コオロギに学ぶ擬死行動の機能としくみ―
西野浩史(北海道大学電子科学研究所)
作物に擬態する雑草
冨永達(京都大学大学院農学研究科)
がん細胞が作る偽の血管
―乳がんにおける血管擬態とEMT―
白川一男(東京大学医学部)

【総説】NBRP紹介
トマト
―次世代モデル植物―
江面浩(筑波大学大学院生命環境科学研究科遺伝子実験センター)
NBRP紹介
線虫
―本質的な生命の謎の解明へつなげる―
三谷昌平(東京女子医科大学医学部)
牛乳タンパク質でアレルギーの予防とその症状を軽減する
―牛乳タンパク質の特性を利用した試み―
大谷元(信州大学大学院農学研究科)
someone-Biophilia連動企画
細胞機能の力学的制御と細胞外マトリクス工学
原田伊知郎、赤池敏宏(東京工業大学大学生命理工研究科)
someone-Biophilia連動企画
理科教育と昆虫生命科学
普後一(東京農工大学大学院・共生科学技術研究院)
七振りの音色
―宮城野のスズムシ―
清水克明(NPO・すずむし里づくり実行委員会)

【連載】ヒトと動物の共生へ 第13回
オオカミの目を通して自然を考える
桑原康生(株式会社オオカミの森 Howlin'Ks Nature School)
生き物たちに向けてきたまなざし 第5回
昆虫が敲(たた)いた新科学の扉
1 顕微鏡下昆虫に見た驚異と内部構造から
西村顯治(慶應義塾大学名誉教授)
インスリンの発見から糖尿病治療薬の開発へ 第1部
インスリンの発見とその生合成・分泌
池田衡(株式会社新日本科学)

【インフォメーション】海外科学雑誌情報 Silva Scientiae IX
久原孝俊(順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター)

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