アドスリーの出版事業部では、生命科学雑誌Biophiliaをはじめ、実験動物学、医学、科学技術といった高度な専門領域から、サッカー、文化財、建築、歴史といった領域の一般書まで、幅広いジャンルの書籍を発行しています。 また、電子書籍化や、大学の講義、講演会等で使用する教科書の制作、販売(書店流通)も行っております。

2019年3月アーカイブ

著者が先祖の墓がある大分県中津市の「龍松寺」を訪れるたびに、気になっていた石碑があった。石碑が立っているその場所は、福澤諭吉旧宅のすぐ近くにあり、 その碑には、西郷隆盛の弟・従道の三男侯爵西郷従徳敬書による「西南の役中津隊隊長 増田宋太郎先生誕生之地」と刻まれていた。増田宋太郎について知っている人は、少ない。 歴史の隅に追いやられた宋太郎の生きざまををもう一度掘り下げ多くの人に知ってもらいたい思いにかられ、書き上げたものである。

【特集】小児難病を治療する
難病とは「発病の機構が明らかでなく、治療方法が確立していない、希少な疾患であって、長期の療養を必要とするもの」と定義されています。遺伝性疾患の診療には遺伝子診断が有用で、診断がつくことで、治療方針の決定、合併症への対応、さらには患者の家系(兄弟姉妹や子どもなど)への影響について考えるなどの対応が可能となります。

【巻頭言】
グローバルデータシェアリングと希少難病への取り組み
末松 誠(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 理事長)

【特集】
特集1.小児難病を治療する─脊髄性筋萎縮症における新規治療─
齋藤 加代子(東京女子医科大学 臨床ゲノムセンター同病院遺伝子医療センターゲノム診療科)

特集2.AADC欠損症に対する遺伝子治療
山形 崇倫(自治医科大学小児科学)

特集3.原発性免疫不全症の早期診断、根治に向けて
今井 耕輔(東京医科歯科大学小児科(大学院医歯学総合研究科茨城県小児・周産期地域医療学講座)寄付講座准教授)

特集4.ダウン症候群を知る、治す
北畠 康司(大阪大学大学院医学系研究科 小児科学講座)

特集5.難病の原因究明に役立つ遺伝子診断
山田 茉未子(慶應義塾大学保健管理センター助教 臨床遺伝学センター兼担助教)
小崎 健次郎(慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター 教授)

【連載】コンパニオンバードから学ぶ<第6回>~インコやオウムの特殊な能力 その2 ~
重茂 浩美(文部科学省科学技術・学術政策研究所)

【投稿】医療ニーズに包含される医学的意味:ノウホワイによる医学的意味の探索
谷下 一夫(早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 招聘研究員)

いま研究者には何が必要か。STAP 細胞、中国のゲノム編集、知的財産・研究資金、特許出願そして今日の競争的研究環境で何が起き、何が問題になるのか、倫理観の低下そして軍事研究はしないことの是非についても提起する。

ヒトと動物のそれぞれの社会における「情報とコミュニケーション」について概観し、感覚器「視覚」「聴覚」「嗅覚」での情報伝達を紹介。生物学的な側面から、生き物のコミュニケーションの仕組みのわかりやすい解説を試みました。

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