本書は、大学の密封・非密封線源使用施設だけでなく、病院や動物病院関係の施設や放射線発生装置施設の放射線障害防止法関係法令に係る申請書類等の作成方法について、原子力規制庁 放射線対策・保障措置課 放射線規制室からのコメントも反映し、施行規則別記様式に沿って、具体的な記入例や記載の注意事項を簡潔にわかりやすくまとめました。
初版の刊行から10年が経過し、その間の変更等を受け、内容を大改訂しました。今回の主な改訂点は、法令改正や様式変更に伴う改訂はもちろんのこと、①非密封使用施設の動物実験に関する考え方、使用核種制限管理の導入、②密封線源使用施設の使用場所の一時的変更の届出の追加、③発生装置使用施設の放射化に伴う排気設備・排水設備、放射化物保管設備、放射化物廃棄設備に関する記載の追加、使用場所の一時的変更の届出の追加、④PET施設の放射化物の発生、保管等に関する追加、排気設備能力計算の考え方、⑤病院関係施設のガンマナイフ・リニアックの遮蔽計算等の追加、動物病院関係施設の追加、⑥施設の廃止の措置の変更、7)管理状況報告書の変更、などです。
表示付認証機器使用から大型発生装置施設の法令に係る許可・届出等の申請書類等が網羅されており、大学をはじめすべての放射線施設に1冊は置いていただきたいと考えております。
(大学等放射線施設協議会)
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新公益法人制度のスタートにより、任意団体も一般法人、公益法人、NPO法人等への選択の幅が広がりました。自分の所属する団体はどれを目指せば良いのか、設立実務に詳しい著者がやさしく解説します。これから新たに団体設立を目指す場合も、現団体を再検討の場合も、ぜひご一読をおすすめします。
できる人には夢がある!! 独自の視点で切り開く日本経済の明るい未来
混迷の度がますます深まり、好転の兆しの見えない日本経済は再生可能なのだろうか? 巷では、「失業率の上昇」、「デフレの進行」、「どん底景気」、「不良債権処理問題」など、新聞やテレビでは毎日、多数の不況を示すようなコトバが飛び交っている。小泉内閣の提唱する「構造改革」も一向に進む気配が見えない。では、日本経済の何が問題で、どうやれば立ち直ることができるのだろうか。
本書で著者は、不況を示すと言われるデータを独自の視点で分析。日本経済が抱えてきた問題を整理し、その結果、不況は「根拠のない憶測」だと痛快に斬る。そして、この閉塞状況を打破し、日本経済の将来を切り開く方策として「第4次産業」をおこし、「第4の価値」の創造を提案する。そのキーワードは「夢」そして「日本人のアイデンティティ」。
さらに著者は、「タカラ」は我々の心に眠っていたのである。いまこそ、「日本人のアイデンティティ」をしっかり認識し、人間のための経済をつくる絶好のチャンスである。我々は、この閉塞を打破するために21世紀型日本人へ変身するときなのである、と主張を展開する。
本書は、これまでにない新しい視点から日本経済の経済再生の条件を究明し、新しい社会・政治・経済のあるべき関係を提案する、斬新(革新的)な日本経済論。夢や意欲を失った、学生・ビジネスマンに希望の光を照らす一冊である。
日本が「夢を追う国」へ脱皮することこそが、現在の経済不況に根本的な終止符を打つことができる方向であることを、本書はデータをもとに主張します。そして、そのときに科学技術が「夢」の実現にどのような役割が果たせるかを考えます。