本書では、AIをつくり出した人間の脳について、生物学的な側面からの解説を試みました。脳内で複雑につながりあって情報を伝えている何千億もの神経細胞。それらが織りなす神経回路網のはたらき、それが私たちの身体にどのような影響を与えているのか、また、身体からどのような影響を受けているのかなど、私たちの身体を司る「神経」についてわかりやすく紹介します。
神経をめぐる生物学 ―AIを学ぶ第一歩―
商品コード: ad10062
著者:斎藤 徹、文 彰鍾,田中 実
発行日: 2020年7月10日
判型: B6判
頁数: 116ページ
書籍コード: ISBN978-4-904419-94-6
定価:1,760円
(本体価格:1,600円)
はじめに
第1章 神経のしくみ
はじめに/神経系の進化/経系の構成/神経の構造/神経の機能
第2章 神経と筋肉のしくみ
はじめに/動きのしくみ/筋肉のしくみ/運動と行動のしくみ
第3章 神経と遺伝子のしくみ
はじめに/脳の構造とはたらき/神経細胞のはたらくしくみ/遺伝子の構造と自己複製/タンパク質の設計図としての遺伝子の機能/遺伝子改変動物の作製法/遺伝子操作により作製された頭の良いマウスと悪いマウス/食欲と遺伝子/子育てホルモン…プロラクチン
/「信頼感」を強めるホルモン…オキシトシン/熱心な子育ては子どもの遺伝子に刷り込まれた「母親の愛」の贈り物/iPS細胞による神経機能障害の再生医療/ゲノム編集…革命的遺伝子改変技術/おわりに
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