一般の最近のブログ記事
衛生動物に関する調査資料や研究データを中心に、生物学的な側面から、衛生害虫や、家ネズミの分類、生態、形態、機能などについてのやさしい解説を試みました。環境科学、保健衛生学、感染学などを学ぶ方々、ペストコントロールや建築にかかわる現場の方々にも役立てていただけるように内容の充実化を図りました。
本書は2章から構成(第1章衛生害虫を知る、第2章家ネズミを知る)されていますが、読者の皆様が興味あるところから、どこからでも読み始めていただいて結構です。衛生動物の意外な一面を知っていただき、衛生動物の魅力を理解していただければと思います。きらわれものの実像は案外かわいらしい、愛すべき生きものかもしれません。
「リケジョ」とういう言葉はすっかりみなさんにお馴染みになっているでしょう。
仕事の面でも、生活の面でも、輝いている「リケジョ」は、みなさんのまわりにもすでにいるかもしれません。きらめいている理工系女性たち「リケジョ」は、十人十色、祖の考え方も、技能も、生き方も多様です。
本書では、なによりも「理工家は楽しい」そして「理工系にすすむと習得できることが多く、生き方の選択肢の幅が広がる」ことをアピールしたいと思います。
本書は、2007年に刊行した「光できらめく理系女性たちー理想のワークライフバランスを目指してー」(オプトロニクス社)からほぼ10年を経て、理工系女性のいま、そして、これからを見つめるとともに、これまでの日本の女子教育や高等教育政策の歩みをデータとともに振り返りながら、男女共同参画の重要性を改めて捉え直す書籍として企画されたものです。
北部九州に成立し継続した王朝の足跡に神話をまじえて探訪記としまとめた一冊。福岡市近郊の「低山登り」と「神社めぐり」から見えてきたものは、自然の豊かさと、扇状地に広がる平野と古代の国境や距離感、そして神話に登場する神々だった。
大陸に近い北部九州は、古代からアジアとの玄関口として機能しており、どの地域よりも、いち早く開け始めた。縄文時代から弥生時代にかけ、大陸や朝鮮半島の一部の人達は、島伝いに海を越えて往来していたのである。
渡来人達によってもたらされた大陸の技術や文化の流入は、最先端の文明をもたらし、絹織物や鉄など、多くのものがこの国に伝播された。このように大陸との窓口となっていた北部九州は、いち早く王墓を伴う大型環濠集落(クニ) の出現を見たのである。
周辺は、多くの遺跡や古墳などが点在し、そこからは中国や朝鮮半島のものと思われる鏡や武器など、多様な出土品を認めることができる。また、有明海沿岸地方から北部九州沿岸地方にかけて「国生み神話」や「神生み神話」に登場する神々を主祭神とした神社が多く見られ、古代の個性的な歴史の始まりを感じ取ることもできる。
このように地理的特性や歴史的特性を持った北部九州は、アジアの文化や政治・経済の交流拠点として今日も機能しており、古代から続くアジア大陸とわが国との接点となっている。(『はじめに』より)
「おいしい」「いい匂い」とは何か? 生物が初めに身につけた感覚と言われている「味覚」「嗅覚」。本書では、味(味覚)と匂い(嗅覚)について、哺乳類、爬虫類、両生類など、動物での研究で得られた知見を中心に、そのはたらきをわかりやすく解説します。
★東日本大震災をふまえた最新版
地震・津波・豪雨などの大規模な自然災害を中心に、火災やインフルエンザなど、くらしの中で知っておきたいさまざまな防災知識をイラストを用いてわかりやすく説明しています。
★今からできる備えがわかる
住まいの耐震確認や防災グッズ、応急手当のしかたなど、日頃の備えについて紹介しています。
★災害発生時の対応がわかる
発生時に身を守るための具体的な対処法を掲げたほか、ライフラインの停止や避難生活など災害発生後の対応策も解説しています。復興支援の制度なども盛り込みました。
なぜ、人間を含め動物にはオス(男)とメス(女)が存在するのでしょうか? 本書では、最新の性科学研究から得られた知見から、オス(男)、メス(女)にそれぞれ特有な行動、フェロモンのはたらき、脳のはたらきの違い、などをわかりやすく紹介します。
「母性」はどこから生まれるのでしょうか? わが子を慈しむのは動物も人間も同じです。本書では、母性の源となる体内のはたらきを、ネズミ(マウス、ラット)での神経研究、ホルモン研究、脳研究などで得られた知見から、わかりやすく紹介し、動物の母性行動の研究を通して人間の母性について考えていきます。
"白書"と言えばかなり大げさに聞こえるかもしれませんが、この『ぶどう白書』は、日本カトリック看護協会という一つの福祉活動団体の名で発行するもので、日本国内の自死の現状をふまえて、自死する人が一人でも少なくなるように何とかしたいという思いをつづったささやかなものです。「ぶどう」は、聖書から取ったイメージです。「いのち」とかかわりのある豊かな意味を持っています。そのいくつかを拾ってみましょう。
Cover Designed by G-STUDIO
写真提供者㈱DEITz 中島秀幸様Photo by DEITz, Co.Ltd., Mr. Hideyuki Nakashima
〈御絵の説明〉より
3千数百人の浦上のキリシタンは、250 年に及ぶ禁教時代の最 後に21 藩に流されたが、1873 年の禁教令高札の撤去に伴い、生 残った大半の者が村に戻った。
彼らは、無一物の中から、パリ外国宣教会司祭の指導のもと、30 年の歳月をかけて天主堂を完成させた。しかし20 年後の1945 年8 月9 日、原子爆弾によって無残に破壊された。
その天主堂の中央祭壇の上に無原罪の聖母マリア像が安置されていた。
高さ2m のこの寄木造りのご像は、ムリーリョの絵をもとにスペインで彫られ、1900 年代初め頃駐日スペイン全権大使のウリバーリ氏によって寄贈されたものと見られる。このマリア像も被爆し、廃墟の中からその頭部だけが発見され、今日まで大切に保管されてきた。2005 年8 月9日以降、被爆60 周年記念事業の一環として新設された「被爆マリア小聖堂」に、迫害時代と原爆の名残をとどめる柿の木の根っ子の一部と共に安置されている。その痛ましい姿は、戦争の愚かさをうれうると同時に、人類の平和と救いの実現を切望してキリストにとりなしをする聖母マリアの胸のうちを代弁している。
本書には、産学連携の成功ストーリーがちりばめられています。なかには、年商数億円になるほど成長した大学発ベンチャーも。産学連携成功のカギは、研究者と産業界の間を取り持つコーディネータ、その三者が織り成す産と学が共に奏でる取り組みにあります。産学連携をいかに成功させるか、その秘訣を紹介します。
◆北澤 宏一(科学技術振興機構 理事長)◆
産学連携の本質は人にあります。本書は、この成功のカギが、研究者、企業、そしてコーディネータの「輪と和」にあることを実感できる好書です。
◆阿部 博之(科学技術振興機構 知的財産戦略センター長)◆
本書には、産と学が共に奏でる取り組みの成功ストーリーがちりばめられています。研究者と産業界の間を取り持つコーディネータ、その三者が織り成す共創と協奏の物語です。
日本はこの大波を乗り越えることができるのか!?
いま何が問題で、どうすればいいのか!? 政治には何ができる?
【推薦】 元総務大臣 片山 善博
日本の人口が半分になる とくに若年層(支え手)が大激減
どうする!地方現場からみる
本書は、地方自治体、福祉現場を20数年見てきた著者がその経験の上
に立って、わが国の現在の立ち位置をよく見定め、超高齢社会をどう受け止め、
どう乗り越えるか、そのチエ、ノウハウを地方現場の目線で眺めていこうとするものである。
この2月、東京大学大気海洋研究所と独立行政法人水産総合研究センターの研究チームによって、天然ウナギの卵が発見された。ウナギの稚魚の不漁が続くなか、この発見は、昨年の完全養殖ウナギ誕生と並ぶ朗報だろう。人口爆発問題を抱えている人類にとって、養殖技術の向上はタンパク源を確保するうえで必須の課題だ。そして、わが国の養殖技術は世界最先端を独走する。今回は、養殖研究第一線からの新鮮情報をお届けしたい。
聖書の文章を日常の行動の基準となるよう当時(15世紀)の人々に伝えたもの。
内容は現代に生きるものにとっても十分通じるものです。
時代錯誤的にも映る本書の今日的な意義は、現代社会の中で人間関係のストレスに悩む人々の慰めになるでしょう。
Toward the Space
--From Architectural Space to History of Space
建築を建築の世界だけにとどめたくない。寝殿造という空間が、平安時代の建築様式、あるいは建築空間の構成方法であっただけではなく、当時の文化、知の集積、総合化であったように、現代もまた空間に向かうことで知を拡げてゆくことが必要であると思う。 「著者あとがき」より
採用をご検討いただけます際には、試読を御受付いたします。
細菌による食中毒とその予防法、食品添加物・農薬・遺伝子組換え作物・BSE、クローン家畜などの問題、他等々、基礎から今後の課題まで「食の安全」を考える上でその基本となる情報をさまざまな視点からわかりやすく解説しました。
「天災は忘れた頃にやってくる」という名言を残した著者。専問とする地震学の知識をもとに、日本人の地震への関わりを考えた風土論である。
文章は朗読するに限る。声に出して読む。そのため、すべての漢字にふり仮名(総ルビ)をふった。文章をひたすら繰り返し読む。1話1冊の体裁を採った。
内容は「旅とふるさと」。日本人の地震との関わりは長い。地震には、厳父としてのきびしさと、慈母としてのやさしさの二つの様相をもつ。その繰り返しの年月の中に独得の心性を育てた。最たるものが「天然の無常」である。日本人の心情の根幹に迫る文。
論文・レポートなど文章の書き方、上手なプレゼンテーションは、才能や努力ではなく、簡単な公理に基づく「科学」的なアプローチで得られるという視点から、誰もが少ない努力でこれらのスキルを習得できる方法を紹介します。
美少女イラスト入り「あきたこまち」、
スティックポスターin羽後町、
かがり美少女イラストコンテスト・・・
全国に衝撃を与えた、
美少女イラストの町おこしは、
この若者が切り開いた!
・・・奇抜なことは何1つなく、
基本を忠実にやってきているだけなのです。
1.好きなことや興味のあることをやる
2.埋もれている資源を発掘する
3.新旧の文化を融合させる
この3点が私が活動をしていく上での
基本理念です・・・(本文より)
画期的な邪馬台国までの行程、に対する仮説により、邪馬台国の位置を比定した。
その仮説は、先行する論文である梅原猛さんの所論を、いわば幾何における公理とし、五人の所論をいわば定理として成立した。邪馬台国は佐賀県の小城市にあった。
その後、これをもとし、いわば"奔放な創造力"を働かせて、邪馬台国の発生と展開を空想し、その中で卑弥呼とその後継者の活動を推理し、その中心地を小城市の中の三日月町三ヵ島に設定した。
この本はこの著者の思考過程を追ったものである。
かつて日本医師会創立50周年の記念講演として、多くの人々に大きな感動を与えた「美しい死」を結びのことばとする本書は、日本医学会前会長 森 亘 先生のお人柄のにじむ医の哲学で溢れ、医師や患者はもちろん、すべての人にとって必読の名著である。
手術や分娩などの際にも使用される血液製剤は人の血液から作られています。現在の日本ではその約半数を海外における非献血(売血)に頼らざるを得ないのが現状です。本書はその海外から輸入される血液製剤に関する問題点を医学関係者の方はもとより、一般の方にもわかりやすく書かれたドキュメントです。
本書は、2005年に行われた第104回日本畜産学会にて「クローンとエピジェネティクスの新展開」として開催されたシンポジウムをまとめたものです。講演内容を、大学、短大の畜産・獣医・応用動物科学系・理学・生物学系の学生の皆さんや研究者、技術者あるいは臨床家にも十分に理解していただけるように編集し直しました。
講演内容のまとめと合わせて、各著者の紹介では、現在の研究を始めたきっかけや苦労話、研究(人生)に影響を与えた出逢い、ことば、などについてご執筆いただき、とくに、これから研究者を目指そうと考えている人たちのためのよい参考書になって欲しいと考えてつくりました。
この本には、21世紀にサイエンティストになり、生き抜くためのヒントがいっぱい詰まっています。それぞれの最前線に立って研究を続けておられる研究者の勇気ある言葉や苦労話も堪能してください。 (今川和彦)
「ギャルズ ビー アンビシャス」 おじんぎゃるで行こう!! 元祖おじんギャル、その正体は......。結婚退職後、子育てをしながら職場復帰をはたし、研究職から管理職まで、着実にビジネスを展開するキャリアウーマンなのです。そんな彼女が「定年」を迎えました。徒然の体験や思い出を綴る。