【特集】 アストロバイオロジーセンターが2015年設立され、本格的な研究が日本でも始まりました。
数多くの太陽系外惑星の数が発見され、地球と同じサイズのスーパーアースも発見されています。近未来、太陽系外にハビタブルな(生命が存在する可能性のある)惑星の発見、生命の存在が確認されることでしょう。
天文/ 宇宙科学、地球科学、化学系、生命系の研究者が喧々諤々議論を始めています。21世紀は生命科学の時代。ETの存在など映画のこと、絵空事と考える人々がほとんどと思います。現在、この宇宙空間には、少なくとも観測可能な範囲には、地球以外に知的生命体は存在しません。しかしながら今様々なアイデアや手法、機器開発で地球外生命体を探索しています。
今回、地球外生命体探索への展望を最新の知見で構成します。
自然科学の最近のブログ記事
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環境というものを本当の意味で考えようとするならば、世界的に重要な問題をはらんでいる深刻な環境問題を知る必要があるのではと、エンジニアとしての著者が技術的に世界を見ながら環境を知る旅をする。 旅をした各地域の環境、技術、社会といった三つの主要領域に絞って環境にかかわる問題を論じる。
Biophiliaは、<生命科学の未来を考える>ことを標傍して発刊した季刊雑誌です。2011.vol.7 No.l(通刊25)号を2011年3月10日に発行した直後、東日本大震災が起こりました。復興に、何かお手伝いは出来ないか。そして、改めて気付きました。ビオフィリア編集部のまわりには、科学者の方々がおおぜいいらっしゃると。そのご研究の中に、今回の復興の、応援となるものが数多くあるのではないか。それをまとめていただき、みなさまにご覧いただいて、お役に立てていただきたいと思い至りました。
東日本大震災で被害にあわれたすべての方にお見舞い申し上げますとともに、失われた尊い命をたんなる天災の被害として終わらせないために、編集部一同、微力ながら活字を力にして復興に捧げてまいりたいと存じます。
遥か彼方に広がる宇宙と、身近な存在である脳。この2つほど、科学者の興味を かきたてる研究テーマはないだろう。本号では現在の脳科学研究の現場で行われて いる研究について、第一線の研究者に執筆いただく予定である。脳はまだまだわからないことが多く、それゆえに研究テーマとしては深いものが ある。脳を知るということは、数々の病気の原因を知ることだけではなく、我々 人間がなぜ生きているのかを探ることにもつながっていく。人は匂いや時間をどのように認識しているのか、統合失調症の原因究明など、最新の、脳にまつわる科学を概観する。
望遠鏡の発明に始まりインターネットの普及に至るまでの400年は、私たち日本人にとって、鎖国に始まり明治維新、第2次世界大戦、経済大国の仲間入りを経て、バブル崩壊に至る激動の時代と重なる。この間、「電磁波」を訪ねて旅する多くの先達が登場する。彼らは「電磁波」に魅了され、その正体を極めようとして身を砕いた。(本書カバー折り返し/より)
なぜ生き物は眠るのだろうか? 睡眠は生き物に何をもたらすのだろうか?
睡眠はこれまで残された謎であったが、近年の研究成果によってさまざまなことがわかってきた。本特集では、生き物の生活リズムのしくみ、睡眠、覚醒の調節のしくみについて、そして、睡眠中の脳活動を見るための試み、また人間にはない行動である冬眠について取り上げ、眠りとは何か、その不思議に迫る。
本書は、2005年に行われた第104回日本畜産学会にて「クローンとエピジェネティクスの新展開」として開催されたシンポジウムをまとめたものです。講演内容を、大学、短大の畜産・獣医・応用動物科学系・理学・生物学系の学生の皆さんや研究者、技術者あるいは臨床家にも十分に理解していただけるように編集し直しました。
講演内容のまとめと合わせて、各著者の紹介では、現在の研究を始めたきっかけや苦労話、研究(人生)に影響を与えた出逢い、ことば、などについてご執筆いただき、とくに、これから研究者を目指そうと考えている人たちのためのよい参考書になって欲しいと考えてつくりました。
この本には、21世紀にサイエンティストになり、生き抜くためのヒントがいっぱい詰まっています。それぞれの最前線に立って研究を続けておられる研究者の勇気ある言葉や苦労話も堪能してください。 (今川和彦)
高温超伝導の登場により超伝導研究が注目を集めてからおよそ20年。世間からは忘れられてしまった感のある超伝導だが、その間、技術の実現へ向け研究は着実に進歩が遂げられていた。本書では、超伝導が導く夢の未来を提示し、それへと向かっている研究の今を紹介。さらに、夢の超伝導生活を実現するために必要な室温超伝導の可能性を探る。