新刊予定
「米国獣医学会 動物の安楽死指針(安楽死ガイドライン):2020年」版の翻訳に当たって、米国獣医学会(AVMA)と日本実験動物医学専門医協会(JCLAM)により翻訳契約し刊行の運びとなった。
2020年版では第3章にS1コンパニオンアニマル、S2実験動物、S3家畜、S4馬、S5鳥類、S6魚類と水生無脊椎動物、S7野生動物と7つの動物に区分されて記載されている。
本安楽死指針は主に獣医師を対象に記載されている。極めて専門的ではあるが、詳細であり、また最新の情報を網羅している。したがって、獣医師以外の動物にかかわる方々の指針としても重要な文献である。
こちらの書籍は5月下旬の発売予定です。
目 次
1.序文
2.これまでの経緯とこの版の特徴
3.安楽死とは?
4.安楽死と獣医療倫理
5.安楽死法の評価
6.安楽死の機序
7.死の確認
8.動物の遺体の廃棄
第Ⅱ部 安楽死法
1.吸入剤
2.非吸入性の化合物
3.物理的方法
第Ⅲ部 種や状況ごとの安楽死法
1.コンパニオンアニマル
2.実験動物
3.食用や繊維用の家畜
4.馬
5.鳥類
6.魚類・水生無脊椎動物
7.動物園および自由行動する非飼育動物用語集
付表